日本人なら必ず誤訳する英文
2009年6月14日 | Category: 英語 | タグ:
越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)
かなり挑発的なタイトルに、思わず手にとってみたくなりました。 表紙にはひとつの英文が。
I waited for fifteen minutes - they seemed as many hours to me.
「あなたはこれをどう訳しますか?」と問いかけられています。"as many hours"をどう解釈するかがカギですが、正確に訳すのはなかなか難しいですよ。
このように、簡単そうにみえてもなかなか正確に訳せない文が、これでもかというくらい収められています。単に訳文を載せているだけではなく、その訳に到達するまでの思考の過程を丁寧に説明していますので、今までなんとなく英文を訳してきた人には目からうろこの本になるでしょう。
全部読み通していませんが、本の中身を少しご紹介しましょう。まずは基礎編から。
1.文の構造
等位接続詞(and,orなど)や冠詞の有無を丁寧に見定めることについて学びます。
2.時制、態
英語の12の時制のうち、一番簡単そうに見えますが実は誤訳が多いのは現在形の訳し方などを学びます。また、受動態の訳し方の基本「能動態に戻してみる」ことも取り上げられています。
3.否定
否定文の誤訳で多いパターンは、否定文の省略を正しく見抜けないことに起因するそうです。この辺になると、英語の得意な人でも結構難しいですよ。
これ以降は各文法項目別の問題が続き、難問編、超難問編と続きます。1ページを読むのにかなり時間がかかりますから、しばらくは楽しめると思いますよ。
読んでみたい方はこちらからどうぞ→越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)

























どうでしょうか?(^^ゞ
「どのくらい長く」感じられたのかがポイントですね。
私は15分待ったが、それ(=they)は( )のように思えた。
何時間にも感じられた、じゃないの?
「何時間にも」で感覚的にはOKだけど、もうちょい具体的に。
10点中7点ってところかな。
【私は15分待ったが、それは15時間のように思えた。】
as many hoursは「同じ数(15)のhours」ということですね。
I have ten books.
He has as many books as I have.
と比べると分かりやすいかも。
なるほど。
ところで、
>He has as many book as I have.
He has as many book(s) as I have.
sはいらないのでしょうか?
sは要りますね。
元のコメントも修正しておきました。
ご指摘ありがとうございます。
新書コーナーで見つけられませんでした。
店員さんに「ディスカバリー携書」の棚の場所を
聞いたのですが、大サービスなのかなぁ。
書名を聞いて、走って(笑)取りにいってくれました。
そんな訳で予定外に購入しちゃったけど、ABCPさんの
オススメははずれたことがないので、まぁいいや。
帯に、たしか「自称英語が得意の鼻をへし折る」
というような記述がありましたよね。
私は最初からそんな鼻を持っていないので、
いちいち、(へぇ、そうなんだぁ、難しいなぁ。
英語よりも日本語の勉強をもっとしなきゃ~~)
...なぁんて考えながら、読書中です。
1000円分の価値はある本だと思いますよ。
英文解釈の解説はもちろん、日本語訳が上手ですよね。
意訳でありながら原文の意味を正確につかんだ訳を書けるのは
やっぱり翻訳家の仕事なんだなって思いますね。